だって隣に並びたいから








後ろ姿を追いかけて

背中ばかりが視界を埋めて

それでも少しだけ後ろに伸ばされる

その掌が全ての道しるべ



似合うとか見合うとか

誰に向けて比べてしまうのだろう

年だとか学歴だとか

何に向けて自慢したいんだろう



見た目を気にして着飾って

負い目を感じて取り繕って

あなたが見せてくれたのは

そんなんじゃないってまだ分からないの



思う気持ちに色を付けて

全部全部並べられたら

きっときっと

どれをとっても恥ずかしいの



知りたいと知らせたいが

一つの扉がら一緒に出たがって

いつも躓いてしまうから

其処にいるって分かるまで

もう少し私に時間をちょうだい・・・?・・・





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