ついでに背伸びも








伸ばしたと思っていたの

精一杯高く遠く

届いて欲しいと願っていたの

閉じ込めるのは無理だから



頑張って

耐えて

模索して



でももう



遅かったんだ

伸ばした筈の両手が此処に



夢だったんだ

横を向いた世界が此処に



思いこみや妄想じゃない

これが現実なんだって



望まれる姿が何時しか僕の

望む姿に形を変えて



誰にもわからないのなら

何処にいたって変わらないって



誰かに向けたこの両手は

これから空に向けるんだ

いるかどうかわからないのは

人だって神様だって おんなじだから







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