触れた甲に囁く







果たしてそれは


眩しくて見えないのか

霞んでいて見えないのか




君には理由が分かるかい?





少し小さな顔を前に

合わせる手が幸せを呼ばない


同じ白を纏った身体は

魂の輪につま先から溶けている




あぁ 


今から君は


誰にも侵されない空へと駆ける





守りたかった空間と

保ちたかった関係は

これからも変わる事はないままなんだと

此処にいる事を誓った瞬間


すべての心に広がって


絆に変わった触れ合うリング







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