また日が巡れば
運動神経抜群で
料理が得意で
子供好き
それだけでももう十分なのに
沢山の人に慕われて
要領良くて
家族思い
どこまでも「完璧」を地で行く姿
そんな君を目の前にして
僕はただ
少しずつ響いてくる胸を押さえて
君の名を呟く心音が聞こえない事を
少ない月に祈るだけ
星が空を巡るたび
単純な憧れが 明確な意思をもって日々
鼓動に合わせてそっと形を変えてゆく
君に関して思う事
その全てに鼓動が速くなる
こんな気持ちにさせちゃう君は
脆弱な僕には遠い世界の主人公